かんしょそば【甘藷蕎麦】

                   参考リンク   そばりょうり【蕎麦料理】

サツマイモ(別名、カンショ・カライモ)の粉に、ヤマイモ、そば粉、小麦粉などを混ぜ合わせ、めん状にしたもの。
熊本県天草や長崎県島原は古くからカンショ(サツマイモ)の栽培がさかんで、カライモ粉にヤマイモか小麦粉をまぜたカンチョそばがある。湯もみして、こねたのをカライモツキで線状に押し出し、強火で蒸したあと水洗いして盛りつけ、そば汁で供する。島原ではヤマイモでつなぎ、コプ・カツオ・アゴ(トビウオ)のだし汁をかけて食べる。対馬(下県郡厳原町阿連)では、魚介類と椎茸のだしを使う。
カンチョそばはそば粉をまぜるのが本式で、小麦粉の場合は太さによりカンチョうどん、カンチョそうめんになる。カンチョはカンショの九州での方言。

甘藷そば
寛政元年(1789)刊『甘藷百珍』より。