そばのごげん【蕎麦の語源】
         参考リンク   そば切りの発祥地


ソバはタデ科ソパ属の一年生草本で、次の三種大別される。
   栽培種
@ 普通ソバ
A 韃靼(ダッタン)ソバ
 
   野生種
B 
宿根(しゅっこん)ソバ


普通種と韃靼(ダッタン)種とに大別され、普通単にソバという場合は普通種を指す。学名の(Fagopyrum esculentum)は、食用のブナの実に似た穀物という意味。ソバの原産地は寒帯地域を除く東アジアの北部、とくにアムール川(黒龍江)上流沿岸・中国東北区・ダウリヤ・パイカル湖にわたる広い地域とされているが、最近では中国雲南省を発祥地とする説が有力である。
日本への伝来は、天正天皇の養老6年(722)に救荒作物としてソバの植えつけを勧められたことが『続日本紀』に記されていることから、それ以前に中国から朝鮮を経て導入されたと推測される。少なくとも日本におけるソバの栽培は約3000年前の縄文晩期に始まったとみられる。蕎麦という漢字の初見は明らかでないが、延喜18年(918)の『本草和名』に「曽波牟岐(
ソバムギ)」、延長8年(930)の『倭名類聚鈔』に「久呂無木(クロムギ)」 の訓読みがみられる。これはソバの実が稜角で果皮が黒褐色をしているためである。