あさひそば【朝日蕎麦】
    参考リンク  めいぶつそば【名物蕎麦】


 江戸小船町二丁目新町にあった大和屋の名目。
器に工夫をこらし、そばも吟味し念を入れて作るのが好評だった。【蕎麦全書】によると、錫の茶碗にそばを盛り、秋田杉の曲物を蓋にして、つまみはガラス玉で出来ている。汁次、辛味入れ、湯桶はすべて黒塗り。杉箸を紙に包み、その上に薬味を寄せる恋歌を書き、なかに朝日蕎麦と名づけた趣旨の歌も記した。出前用の重箱は春慶塗の桐箱で、上蓋には青漆で書物箱に書くように朝日蕎麦と名を入れた。