ダッタンそば【韃靼蕎麦】  
               参考リンク    そばの語源

栽培ソバの一種で、ダッタン種、別名「苦蕎麦ニガソバ)」ともいう。その名称は、ダツタン(韃靼)人が好んで栽培したことに由来しているといわれる。ソ連、中国、韓国と北朝鮮の一部、モンゴル、ヒマラヤならびにインド周辺の国々、東欧諸国、カナダおよびアメリカ北部などで食用や飼料として古くから栽培されている。
種実の形は普通ソバと異なり、稜は発達せず一見小麦の種実によく似ており、花の色は淡緑色である。ダッタンソバが普通ソバと大きく異なる点は、ルチンと黄色色素成分および苦味成分の含有量が極めて高く、主成分のルチンの含有量は100倍近くも多い。
めんにしてゆでたりすると、鮮やかな黄色に変わる。ルチンをはじめ、薬効効果のある成分が多く含まれている点で、最近、わが国で注目されている。ちなみに、中国では、ダッタンソバを原料とした乾めん、即席めんを中心にソバ茶、パン、クッキーや味噌、醤油、食用酢、ソバ酒などの発酵・醸造食品、医薬、機能性食品などに利用されている。