じじがそば【爺が蕎麦】
    参考リンク   めいぶつそば【名物蕎麦】


 江戸中期(元禄十六年・1703〜寛政四年・1792)頃に栄えたそば店。雑司ヶ谷鬼子母神のの東の方の藪の中にあった百姓家で「藪そば」の元祖。
『蕎麦全書』上には、「藪の中爺がそばとて、雑司ヶ谷の路辺藪の中に小家有りて蕎麦を拵へうれり、生そばにてまじりなしとて、人々大きに賞し、手前より汁を拵へたづさへ往きて食する者あり。田舎そばはよろしけれ共、汁悪敷故也」とある。
『拾遺続江戸砂子』(享保二十年・1735)巻一にも、「雑司ヶ谷鬼子母神 藪の蕎麦切 社地の東の方、茶屋町をはなれて藪の中に一軒有」と紹介されている。