じんだいじそば【深大寺蕎麦】
                 参考リンク  きょうどそば【郷土蕎麦】
                           もんぜんそば【門前蕎麦】
                           てらかたそば【寺方蕎麦】

深大寺とその周辺から産したソバの総称で、そば店としては文久年間(1861〜64)に農業のかたわら始めた「嶋田屋」が元祖といわれている。
なお、深大寺は浮岳山昌楽院(東京都調布市深大寺町)といい、インドの鬼神深沙大将を別に祭ってあるところからその名がつけられた。
深大寺そばが有名になったのは、元禄元年(1688〜1704)深大寺の住職が天台宗輪王寺門跡第三世公辨法親王に、自坊で打ったそば切りを献上したのがきっかけで、公辨はことのほかその風味をめでて、御一門や諸大名に吹聴されたので、にわかに名高くなった。
「門前そば」が軒を並べるようになったのは昭和四十年代以降からで、現在は二六店を数える。

文政12(1829)年の「江戸名所図絵』に描かれた、深大寺蕎麦。元禄年間(1688〜1704)、深大寺の住職が自坊で打った蕎麦が、諸大名などの間で一躍有名になった。
昭和40年代以降、門前に蕎麦屋が軒を並べる