めんぼう【麺棒】  
のしぼう【延し棒】  
うちぼう【打ち棒】  

                    参考リンク  うちだい【打ち台】
                            めんぼうのつかいかた【麺棒の使い方】
                            そばうち【蕎麦打ち】

呼び名はめんぼう【麺棒】のしぼう【延し棒】うちぼう【打ち棒】とある。 
そばを打つ時に使う棒。むぎおし【麦押し】ともいう。
江戸においては、主として桧の白味の柾目を材質とし、長さ約120p、2.4pの巻き棒二本に、のし棒一本はやや太く短く、直径3p、長さは約90pの三本組が江戸前とされる。今日では巻き棒も約90pと短く仕事も小さくなった。
裁ちそばで知られる福島県檜枝岐村では、長さ60p・太さ7pの会津桐が使われ、隣村である群馬県片品村でも桐材で長さ80p・太さ5pに打ち方も同じ手法でありながら、こちらはひきそばと呼んでいる。
木曽路に伝わる古式丸打ちの一本棒は、長さ122p、中央部がやや膨らみ3.5p、両端が2pと細く合理的に工夫されている。
東北、山陰など弁慶の金棒のような、おそろしく太く重い欅や樫材などでごろごろと打つのを見ていると、いかにも山家(やまが)そばといった郷愁にかりたてられる。
檜(ひのき)が最良とされ、他に樫(かし)、朴(ほう)の木が用いられる。 


めんぼうかけ【麺棒掛け】


壁にめん棒を差し渡してかけられるようにしたもの。整理整頓だけでなく、めん棒の反りを防ぐ意味もある。二点支えで、通常は打ち台の前や後ろの壁に設けるが、直射日光が当たらず温度差も小さく、湿気の遮断されていることが適所の条件である。

めん棒
   手前の短いものがのし棒。
   長い二本が巻き棒。
    ● 麺棒掛け