にんぎょうゆい【人形結い】
              参考リンク   ぎしきそば【儀式蕎麦】


産土(うぶすな)神社の縁日である六月十五日に、茅(かや)・わらなどを使って身長3mほどの男女一対の人形を作り、集落の入り口に立てて悪魔の侵入を防ぐ風習。
子孫繁栄のため、男女二体とも生殖器をつける。人形にはジュウネ(荏胡麻)味噌をつけたそば餅を、桂で作った串に本家は五枚、分家は三枚つけ、二本の串を一本ずつ人形の胸にさし、御神酒を供えて祈る。御神酒を飲み、そば餅を食べれば、その年は無病息災だと信じられている。(青森県十和
 田市梅)
人形結いは戦前まで陰暦六月二十四日、虫追い(虫送り)の日に行なわれたが、青森県三戸郡でも同じ日に家の錠の口(門口)にわら人形を立て、二十六日の夕方に送る慣習がある。そのとき、そば餅を家族と牛馬の数だけ作り、各自の体にこすってから串にさし、人形に添えて村境まで送る。五戸町では人形の腹が減らぬよう、ムギハット(手打ちうどん)を腹部に入れて送る。
上北郡七戸町でも六月二十四日に行なわれる。


人形結い
わらなどで作った人形に、そば餅を刺し、無病息災を願う。
(青森・十和田市)