おかわり【御替り】  

江戸から明治中期にかけてのそば店の老舗では、一人前といえばせいろ二枚が定法だった。現在は一枚だが、お替わりを頼むと二枚目のそばの分量は心もちへらして出すのが本来の仕事。これはずるいのではなく、追加分も最後まで味よく食べてもらおうという意図から。また二枚注文のときは、あとの一枚は最初の一枚が食べ終わるころを見計らって出すのが店の気配りである。