ロールせいふん【ロール製粉】
                     参考リンク  いしうすびき【石臼挽き】
                             せいふんこうてい【製粉工程】

金属製の二本のロールをかみ合わせるようにして、高速回転(毎分250〜300回転ほど)させ、そのわずかなすき間輪通過させることで粉にする製粉方法。現在は、一番粉から段階的に取り分けできる連続製粉方式が主流である。ロールの目の立て方や回転速度によって、出来上がったそば粉の品質は微妙に変化する。

そばの製粉工程を概略すると、次の通り。

(1)精選工程
玄ソバには、ソバの葉・茎、小石、土砂、他の植物などの種子が混入しているので、完全に除去する。これら夾雑物をゴミ取機、石取機などによって除去し、玄ソバを研摩機によって研摩する工程を精選工程という。

(2)脱皮工程
精選された玄ソバは、果皮(殻) に包まれているので、皮むき機などによって果皮を取り除く。脱皮方法はいくつかあるが、ゴム板にぶつけて殻を取る方法(衝撃式)、石臼の臼をうかせて殻を取る方法、あるいは大割れを作り殻を取る方法などが一般的。殻を取り除いた玄ソバは「抜き」と呼ばれる。

(3)製粉工程
脱皮工程をへた「抜き」や割れを、ロール製粉機や石臼によって粉にする。ロール製粉磯の場合、一番ロールを通り、ふるい (シフター)を通って得られた粉が一番粉で、抜きの中心部の白い粉である。一番ロールで粉にならなかった部分が、次のロールにかけられ、ふるいで選別されて二番粉となり、残った部分がさらに次のロールにかけられるといったように、組織別にそば粉を取り分ける連続製粉方式が採用されてい
る。

(4)精製工程(仕上げ工程)
粉タンクにそれぞれ取り分けられたそば粉の中間製品を、いろいろな組み合わせと比率でミックスし、仕上げシフターで夾雑物を取り除き、ニーダーでよく攪拌して製品化し、袋詰めにする。
 
ロールびき【ロール挽き】
 ロール製粉のこと。また、ロール製粉機で製粉した粉のこと。

長野県・小諸〈大西製粉〉のロール挽製粉機では、製粉したそば粉を受ける箱は「木製」である。様々な製粉工程の中で受けた熱を吸収し、粉を落ち着かせるには、木製が望ましい。


  ロール挽製粉機