そばゆ【蕎麦湯】
     参考リンク   ことわざ【諺】の「蕎麦食ったら 腹あぶれ」


 そばを茹でた後の残り湯。
そばを食べた後、そば湯を飲む風習は元禄(1688〜1703)の頃から有り、「本朝食鑑」元禄十年(1697)に「蕎麦切の煮湯を呼て、蕎麦湯と称して言ふ。蕎麦切を喫して後、此の湯を飲まざれば必ず中傷せらる。若し多く食し飽脹すと雖も、此の湯を飲むときは則害無し」と記してある。信州から起こり、江戸に広まったのは寛延(1748〜1751)以降と推定される。
 そばに含まれれるビタミンB群や、脳出血などの予防に効果があるというルチンは水溶性のため、茹でている間に湯の中に溶け出してしまう。そのため、茹でたそばの中には溶け出した栄養素が豊富に含まれている。昔の人は暮らしの知恵でそのことを知っていた。湯は沢山飲むべきとされる。