たんぽ【湯婆】
どたんぽ【土湯婆】

かなたんぽ【金湯婆】



湯煎するときに用いる、「つけ汁」を入れる容器。(昔は、素焼きのままのものが多かった)
外側が茶色の陶製で、深さ30p、内径18pが標準。約6g入る。これに事前に作っておいた冷えたつけ汁を入れて30分〜1時間湯煎すると、汁の味が一段とまろやかになる。
焼き物であるところから「土たんぽ」とも呼ばれる。
たんぽは一般につけ汁(辛汁)用の「汁たんぽ」を意味するが、「ばかたんぽ」といって、二番だしを湯煎するものもある。
「甘汁」を温めておくのに用いるものに、「金(かな)たんぽ」が使われる。
金たんぽは金属製で「土たんぽ」と違い、これで辛汁を湯せんしても味をなじませる効果はほとんど期待できない。通常は甘汁を温めておくのに使い、「ばかたんぽ」とも呼ばれる。


  陶製素焼き

       金たんぽ


たんぽわく【湯婆枠
    
辛汁を湯せんするとき、土たんぽを破損したり釜の湯が汁のなかに入らないようにするため、前鋼壷にはめる枠。昔は木の曲げ物などが使われた。