ゆねり【湯練り】    
ゆもみ【湯もみ】 
ゆとき【湯とき】
 
ゆごね【湯捏ね】 



そばを打つときに、熱湯を加えて練り上げる方法。「湯練り」「湯もみ」「湯とき」ともいう。熱湯によりそば粉のでんぷんを糊化し、その粘りを利用してつなぐ方法で、水で捏ねる場合より比較的楽に打てることもあって、昔から行われてきた。特にそば打ちが女性の仕事であった農山村では、湯捏ねの伝統があり、郷土そばとして伝わっているものもある。信州や東北の生粉打ちはその代表的なもの。また、そば粉のなかでも高純度のでんぷん粉であるさらしな粉で打つそばには、湯捏ねの技法が欠かせない。熱湯でまずそばがきを作り、そばがきのつなぐ力を利用して練り上げる。そばがきはすりこ木を使って、木鉢の中で作るのが普通である。